（連載期間2018.11.22～2019.3.20；全10回）
2016年8月４日に「糖尿病宣告」を受けた私は、それまでの自堕落な食生活を含めた人生を猛省し健康を取り戻したいとの思いで情報を集めることにし、巨大掲示板２ちゃんねる（現５ちゃんねる）の「身体・健康板」で糖尿病関連のスレを猛烈な勢いでチェックしました。
そこで多くの人々が喧々諤々・異論反論・推進反対で、熱く議論および罵倒し合っている「糖質制限」というキーワードに興味を持ち、Googleで調べまくりました。
検索でヒットした糖質制限の関連動画を次から次へPCにダウンロードしたりお気に入りに入れたりして、デスクワーク時にはそれら数十本の動画を聞きっ放し（講演者の話に引き込まれた動画は一旦仕事の手を休めて、視聴した。）にして仕事することが、それから約半年間のルーティンになりました。
その後は「免疫と栄養」「薬に頼らない健康法」「食事内容とボディメイク」「腸内細菌」など、様々なジャンルのヘルシー動画を聴講してまいりました。
PC内の「健康フォルダ」に溜りに溜った集めに集めた関連動画を数えてみますと、何と300本以上もストックしていました。
300本以上の動画で「自己武装」した熱中ぶりというか狂気に、自分自身でも呆れてしまいました。
この特集シリーズは、読者さんに何らかのご参照にして頂くため、と、同時に、自分への備忘録として「2018年当時、私にとって役に立ったヘルシー系動画」をご紹介したものです。
病気の原因、食事療法、運動、心の持ちよう等、「私にとって役に立った動画」
ベスト10は以下のラインナップとなりましたぁっ！！！
★第1位★清水公一先生★糖尿病は心の病、リセット医療★
「糖尿病の正体はカラダの病気ではなく、カラダとココロの病気と考えることが大切。」と、語る清水先生の「糖尿病という病の定義」が正に五臓六腑に染みわたります。
糖尿病に限らず「生活習慣が要因の病」は、自分自身の人生を見直すチャンスでもあるのです。
★第2位★高稲達弥先生★痩せる決め手は血糖値★
高稲先生は「食事バランスと栄養」が何より健康に大切と書かれています。
そして「食生活を正す為には働き方や暮らし方などライフスタイル全体を見直すのが最善」と、ズバリ健康や人生についての本質がしっかり語られている素晴らしい内容です。
★第3位★宇多川久美子先生★薬に頼らず健康に★
★藤田絋一郎先生★幸せな脳は腸がつくる★
「薬に頼らない」「生活習慣改善」・・・宇多川先生の講演は明るく軽やかで元気いっぱい健康そのもので視聴していて本当に楽しい気持ちになります。
藤田先生は健康の研究してるのに糖尿病になったり、自分も医者なのに医者に病気を酷くされたとあっけらかんと語ったり「面子やプライドに拘らず笑いに変えて前進していく」のが魅力的な先生です。
★第5位★岩岡秀明先生★がんと糖尿病の密接な関係★
がんと糖尿病の関係、医療機関での対応について、その他分かり易く丁寧に解説されている素晴らしい講演です。
この岩岡先生の動画に感銘したり書かれている記事が大きな参照となり、私自身「糖質を敵とした糖質制限オタク」から「糖質を味方とした糖質制限オヤジ」に方向転換した一つのきっかけとなりました
★第6位★安保徹先生★病気が治る免疫相談室★
安保先生の朴訥とした語りは、癒しとしても副交感神経を高めてくれる、正に「免疫力」を高めてくれる効能がある、と、スリムちゃんは思っています。
ストレス社会に生きる読者の皆さま全員に、安保先生講演のご視聴をおススメします。
★第10位★山田悟先生★ロカボ神戸プロジェクト★
【ノミネート作品】
「私、スリム鳴造にとって役に立ったお気に入りのヘルシー動画ベスト10（講演者単位）」の栄えあるノミネート作品のリストです。
ただし、2016年糖尿病発症から2018年記事執筆時までを振り返った「糖質制限実践期間」のリストなので、今は全く見もしないし役に立たない動画も含まれています。
（2020年3月24日；追記）
【番外編その１】
①★高橋久仁子先生★講演動画★・・・・・講演者の高橋久仁子先生は、日本にフードファディズムという概念を紹介した人物として有名との事です。
健康は特定の食品を「摂れば良い、あるいは、摂っちゃダメ」という極端な食生活で維持されるものではないと語る高橋先生。
「炭水化物が人類を滅ぼすんだ」とホンやTVで垂れ流す「ひな壇タレント・お笑いドクター」を盲信しても、長期的な健康は維持できないという事です。
②★平山貴久先生、田頭秀悟先生★講演動画★・・・・・第1部のコレステロールの解説は腑に落ちるしっかりした講演で、私にとっては秀逸でした。
一方の第2部の「糖質制限について」は、講師が冒頭から「糖質制限は素晴らしいものだ。これを広める我々の努力を知ってほしい」との「糖質制限推進派の布教・宣伝」っぽい宣言から始まっており、これには流石に苦笑せざるを得ないし、全く役にたたないクソ動画でした。
このように「糖質制限在りき」にバイアスがかかっている医師は、ご本人はマジなので、患者側でセンセの思想・信仰に合わす必要があるのでしょう。
「主食を抜け」とか「人類を滅ぼしてしまう」と人々の不安心理を煽ってホンを売りまくるジジイセンセたちは、老い先短かかったり直接糖尿病患者を診療しないとかで逃げ切れますが、若い医師は「これからも地域（どこに住もうとも）と密着して長く医者で飯を食っていかねばならん」のです。
まだお若い将来あるセンセに見受けられますので、早く軌道修正して長い医師人生を歩んでいただきたいものです。
地域（どこで診察しようとも）の患者さんに向き合って頂きたいと、勝手に願っております。
【番外編その2】
★中村巧先生★講演動画★
「肥満外来2000例より学んだ若返り医療最前線」
●整形外科医の中村先生が語る、運動療法を取り入れた糖質制限のお話です。
★水野雅登先生★講演動画★
動画内容そのものは大げさな効果音やコント番組のような笑い声BGMの多用など、内容が薄っぺらに感じられて、1回見たら2度と見ることはなかったと思います。
承認欲求が強すぎると言うか、水野先生ご自身を大きく見せたいような演出や印象を動画から受けたのだと思います。
じゃ、何が役に立ったかというと、「たんぱく質脂質食」のついての食事方法のレジュメが、水野先生のサイトからA４でPDF印刷できましたので、そのレジュメを冷蔵庫の扉に貼って実践したことです。
これは「糖質制限に集中するためのアイテムのひとつ」として、一時期大変役に立ちました。
水野先生、ありがとうございました。
TV出演されていたりホンも出されているご様子の水野先生ですが、さらっと調べた限りでは「私にとって」は、新たに役に立つような情報はゼロのようです。
ただ、一般市民への診療からは遠ざかっているイメージですね。
水野先生には全く興味ないから詳しくは知りませんが、自己承認欲求が強い動画内容を見た印象から推察しますと、「糖質制限推進センセひな壇芸人枠」の立場もピーク過ぎ、やがて世間からは忘れ去られるでしょう。
集めに集めた「ヘルシー系動画300本以上」から、「私にとって」役に立った動画をチョイスし、ランキング形式でご紹介する当シリーズ。
以下「3名の私」によるヘルシー動画「まとめ座談会」です。
●メタボ豚造(53歳)
糖尿病発症後、半年間で20kgの減量に成功した。
ただし、連日何時間も「糖質制限推進派センセ」の動画を聴講するのが人生唯一の楽しみとする狂気＆凶気に取りつかれた男。
●スリム成掛（55歳）
2型糖尿病を発症している友人知人のデブに糖質制限や栄養確保の話をしても、ほぼ全員から理解を得られない人徳のない男。
不特定多数の見知らぬ人に発信するためブログを立ち上げる決心をした。
●スリム鳴造（56歳）
ブログを立ち上げて1年経過。
今回の「役に立ったヘルシー動画シリーズ」の記事を書いた男。
